燃料化システム Pyrosludge について -2 / ガス化, 炭化
熱分解装置 Biogreen の納入実績がある アプリケーション 下水汚泥 燃料化システム Pyrosludge の処理フローは下図です。
下水汚泥を熱分解装置Biogreenにてガス化、炭化を行いガスは蒸気発生装置の燃料に、バイオチャー、バイオ炭は土壌改良剤等に利活用します。
下水汚泥のエネルギーを100%転換利用でき、投入時の重量の7%がバイオ炭、バイオチャーとして熱分解製造されます。
下水汚泥のゼロエミッション化を実現した画期的な世界初の装置システムです。
熱分解装置 Biogreen はシステムでは750~800℃の高温での熱分解ですので主にガスを分解製造するガス化炉、ガス化装置と言えます。但し、同時に利活用が出来るバイオ炭、バイオチャーも分解製造しますので炭化炉、炭化装置とも言えます。
燃料システム Pyrosludge 処理フロー |
下記は、下水汚泥の KENKI DRYER での乾燥前後の詳細です。
弊社乾燥機 KENKI DRYERで含水率81%W.B.の下水汚泥を15.88%W.B.まで乾燥させた際の、低位発熱量は乾燥前で2MJ/kg、乾燥後で17MJ/kgです。これは日本国内の燃料化JIS規格BSF-15に適合します。熱分解装置 Biogreen 投入前の 燥後の状態でも日本国内では燃料として販売が可能です。
その下が熱分解、炭化されたバイオ炭、バイオチャーの詳細です。
又、Biogreen で熱分解製造されたバイオ炭、バイオチャーも低位発熱量10MJ/kgで日本国内の燃料化JIS規格BSFに適合します。日本国内であれば燃料として販売が可能と言えます。
下水汚泥 乾燥前後 |
下水汚泥 熱分解前後 炭化 |
下記は本燃料化システムPyrosludgeシステムの熱収支です。投入された下水汚泥のエネルギーは100%転換利用でき、処理された下水汚泥は投入時の重量から7%程度までに削減されます。その7%はバイオ炭、バイオチャーで利活用ができます。
熱収支 |
本熱分解燃料化システム Pyrosludge の特徴です。
・完全なターンキーシステムです。最大2,000kg/時間の処理ができます。投入時含水率80%W.B.
・熱分解により産出されたガスは、100%蒸気発生装置、ボイラーのエネルギーとして利用します。
・KENKI DRYER は低温乾燥でVOCの発生はなく成分の変化が無いため、熱分解処理に最適な装置です。
・ガスと発生と同時に産出されるバイオ炭、バイオチャーは熱分解により殺菌され安全衛生面で問題はありません。
・炭化製造されたバイオ炭、バイオチャーは殺菌されている上無臭なため肥料として十分使用ができます。
燃料化システム Pyrosludge 特徴 |
本システムは40フィートコンテナー内に設置され、移動が可能です。いくつかの処理場を移動しながら稼働しています。
移動が出来るコンテナー内設置システムは Pyrotruck という名称をつけています。
乾燥機 KENKI DRYER への投入量は100kg/時間です。
Pyrotruck |
Biogreenは電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。 |
原料の利用用途に合わせた熱分解処理が、温度及び滞留時間調整で簡単に行えます。 |
廃棄物、バイオマスのBiogreen熱分解処理でガス化、炭化、オイル製造ができます。 |
発電、燃料、土壌改良剤、原料使用など様々な用途で利用できゼロエミッションが可能です。 |
乾燥機 KENKI DRYER どこもできない付着粘着物液体の乾燥機 | https://kenkidryer.jp |
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