【2025 NEW 環境展】に出展します。/ 熱分解装置Biogreen / 東京ビックサイト
Biogreen の製造元 フランスETIA社も参加いたします。
このたび弊社は、以下の通り開催される「2025 NEW 環境展」に出展する運びとなりました。
展示ブースでは、フランスETIA社製の熱分解装置「Biogreen」を中心に、廃棄物処理・バイオマス活用・カーボンリサイクルの最新ソリューションをご紹介いたします。
また今回は、製造元であるETIA社よりも参加いたします。直接ご相談いただける貴重な機会となっておりますので、ぜひご来場賜りますようお願い申し上げます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
【出展概要】
- 展示会名:2025 NEW 環境展(N-EXPO 2025 Tokyo)
- 会 期:2025年5月21日(水)~5月23日(金)
- 時間:午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
- 会場:東京ビックサイト(有明)東展示棟 / 東京都江東区有明3-10-1
- ブーズ:東5ホール K509
- 展示製品:熱分解装置「Biogreen」/ 連続式低温乾燥装置「KENKI DRYER」
事前登録制度について
今回よりご入場につきましては、事前登録が必要です。お一人様ごとに事前にご登録お願いいたします。ご登録については以下のサイトからお入りください。
事前登録制について

熱分解装置Biogreen

出展内容
化石燃料未使用脱炭素CO2発生なし熱分解装置 Biogreen と8ケ国11件の特許取得済汚泥、液体スラリー等の付着粘着物乾燥機 KENKI DRYER の国内外事例を紹介。
本展示会にはBiogreen の開発、設計、製造元のフランスETIA社も参加致します。
出展の見どころ
脱炭素CO2発生なし熱分解装置 Biogreen と、どこもできない高含水率付着粘着物汚泥廃棄物及び液体スラリー等の乾燥機 KENKI DRYER の国内外の導入事例を紹介します。熱分解装置 Biogeen は火気、化石燃料を使用せずにガス化、炭化、油化を行い地球温暖化ガスCO2発生なしに脱炭素ゼロエミッションが可能です。木質バイオマス 還元剤利用、プラスチック ガス化、炭化利用そしてPFASの熱分解処理について紹介致します。日本下水道事業団新技術Ⅰ類選定商品。
また、汚泥廃棄物スラリー乾燥機 KENKI DRYER は8ケ国11件の特許取得済でどこもできない高含水率の付着物粘着物の乾燥を低温連続式で行いリサイクル、アップサイクルが可能です。海外でも導入が増えています。
出展物
連続式火気未使用脱炭素熱分解装置 Biogreen
連続式熱分解装置 Biogreenは、化石燃料を使用せずにガス化、炭化、油化を行い地球温暖化ガスCO2発生なしに脱炭素ゼロエミッションが可能です。燃焼なしに廃プラ、バイオマス、汚泥、有機廃棄物あるいは廃タイヤのブラックカーボン化等の炭化、油化、ガス化ができます。国内外での実績が着実に増加しており、日本下水道事業団新技術Ⅰ類選定商品です。連続式処理装置で24時間無人運転が可能です。
本展示会ではETIA社の社員も参加し、木質バイオマス 還元剤利用、プラスチック ガス化、炭化利用そしてPFASの 熱分解処理について紹介致します。
熱分解装置Biogreen コンテナー仕様


熱分解装置 Biogreen が選ばれる理由
Biogreen の熱分解処理は、化石燃料や火気を一切使用しない低圧電流のジュール熱で行われる電気での加熱です。このため、処理時に地球温暖化ガスCO2が発生しません。また、熱分解処理にとって非常に重要な温度と機内滞留時間の管理調整は、モニターで管理し、タッチパネル操作で簡単に実行できます。安全衛生面でも非常に優れています。
装置の設置面積は小さくコンパクトで、コンテナー内設置も可能です。連続式での運転のため、24時間連続運転が可能で、運転状況はモニターで監視し、運転管理操作はタッチパネルで簡単にできます。人手を必要としない自動化されたシステムです。
Biogreenは、国際特許技術を取得した他に類を見ない電気熱源の連続式熱分解装置で、構造が単純で部品数が少ないため、故障しにくくメンテナンスが容易で、長時間の使用にも耐えられます。化石燃料を使用するバーナーの直火加熱や熱風加熱による熱分解、ガス化、炭化装置と比較すると、Biogreenの熱分解装置は地球温暖化ガスを排出しない「脱炭素」であり、安全性、設置面積、操作性、メンテナンス性などで明らかな優位性を持っています。
熱分解は、無酸素状態で処理物を加熱することにより、ガスと炭を生成します。ガスを冷却することにより油が生成されます。ガス、炭、及び油は全て利活用ができ、それらを利活用することにより廃棄物が一切なくなるゼロエミッションが可能です。

熱分解処理は加熱温度によりその処理物から生成される割合が異なります。温度が高いほどガスが多く生成され、温度が低いほど炭が多く生成されます。高温での熱分解では、炭の生成割合が少なくなりますが、質の良い安定した炭が製造できます。
Biogreenは、熱源が電気のため、熱分解処理にとって重要な加熱温度、滞留時間の調整がタッチパネル式で簡単にできるうえ、処理時にCO2の発生はありません。バーナー式等化石燃料の火気を使用した熱分解装置は温度調整が難しく熱分解時にCO2を大量に発生します。
熱分解によるバイオコークスの製造は、バイオ炭の製造時より高温で加熱し、品質の良い炭化物を生成しますが、Biogreenでは加熱温度の調整が容易にできます。

Biogreen が熱分解装置として選ばれる理由は、その高い環境性能と効率性、そして操作性の良さにあります。まず、Biogreen は電気を熱源とするため、化石燃料を使用せずにCO2排出ゼロの運転が可能です。これにより、従来の熱分解装置に比べて環境負荷を大幅に低減します。また、電熱スクリューによる直接加熱方式を採用しており、高い熱効率を実現。エネルギー消費を最小限に抑えながら、原料を効率的に処理します。
さらに、この装置は温度や滞留時間を精密に制御できるため、バイオ炭やバイオコークス、回収カーボンブラックなど、用途に応じた高品質な製品を安定して生産できます。その一方で、コンパクトな設計により設置スペースを最小限に抑えることができ、工場環境への適応性も高いです。
Biogreen はまた、さまざまな原料、例えばバイオマス、廃棄物、プラスチック、タイヤなどに対応できる汎用性を備えており、ユーザーが特定の材料に縛られることなく幅広い用途に活用できる点も魅力です。そして、操作性にも優れ、自動化されたシステムと直感的なインターフェースにより、日常的な運用が容易でメンテナンスも簡単です。
これらの特徴を備えた Biogreen は、持続可能性、効率性、そして柔軟性を兼ね備えた次世代の熱分解装置として、多くの分野で選ばれています。
CO2排出ゼロの熱源
Biogreen は電気を熱源として使用しており、化石燃料を使わないため、プロセス中のCO2排出がありません。
高い熱効率
加熱スクリューを用いることで、原料を直接効率的に加熱できます。この設計により、エネルギー消費が抑えられます。
精密な温度制御
加熱温度と滞留時間を正確に調整できるため、目的の製品特性(バイオ炭、バイオコークス、回収カーボンブラックなど)を達成しやすくなります。
コンパクトな設計
熱効率が優れているため、システムが省スペースで設置可能なため、工場内での柔軟な配置が可能です。また、コンテナ内に設置が可能で新規に建屋を建設する必要がありません。
広い原料適応性
バイオマス、廃棄物、タイヤ、プラスチックなど、さまざまな原料に対応できる多用途性があります。
高品質な製品の一貫性
一貫した熱分解プロセスにより、得られる製品の品質が安定しています。
環境負荷の低減
排出ガスが最小限に抑えられ、持続可能なプロセスを実現します。
操作とメンテナンスの容易さ
自動化されたシステムと直感的な操作インターフェースにより、運用が簡単でメンテナンスの負担も軽減されます。
これらの理由により、Biogreen は熱分解プロセスにおける効率性と持続可能性を両立する選択肢として評価されています。

動画及び画像 / 熱分解装置 Biogreen
木くずのバイオ炭製造
バイオグリーン BGR CM 600 モバイルユニット
電熱スクリュー Spirajoule

熱分解装置 Biogreen

熱分解装置 Biogreen , 電熱スクリュー Sprirajoule パンフレット
熱分解装置 Biogreen
フランス ETIA社 が開発した国際特許取得済み 熱分解装置 Biogreen は有機廃棄物、バイオマスを化石燃料、火気を一切使用せず地球温暖化ガスCO2を発生しない脱炭素で熱分解処理し ガス、炭、オイルを分解生成する装置です。熱分解とは無酸素状態で加熱し物質を分解することですが、Biogreen で熱分解処理できる原料は、有機汚泥、家畜糞、おから、お茶殻、コーヒー粕、飲食物の残渣、野菜くず、廃プラスチック、廃タイヤ、木くず、おかくず等原料を選ばす、それら原料の熱分解によりガス、オイル、炭を発生させそれぞれが利活用ができます。 Biogreen での熱分解後の利用用途は、発電、燃料、土壌改良剤、原料、飼料、燻製用のオイル等様々で廃棄物を一切出さずセロエミッションが可能です。廃棄物が熱分解装置 Biogreen に投入されるとその原料の持つエネルギーは最大限利活用され廃棄物はなくなり、廃棄物処理問題は一気に解決できます。装置の設置面積は小さくコンパクトでコンテナー内設置も可能で移動もでき、場所を選びません。
電熱スクリュー Spiraoule
熱分解装置 Spirajouleは 電気式です。火気、石油燃料を一切使用しないため、地球温暖化ガスが発生しない脱炭素装置です。しかも連続式です。
熱分解は 無酸素状態の密閉された Spirajoule 熱分解装置内のスクリューで行われます。スクリューへ電流を通しそのジュール熱で投入された原料を加熱し熱分解を行なっています。そのスクリューが回転することで原料を熱分解を行ないながら搬送しています。
熱分解の温度はジュール熱の大きさで調整し、原料の滞留時間はスクリューの回転数調整により行ないます。その調整はいずれも制御盤のタッチパネルで簡単にできます。熱分解で最も重要な温度と滞留時間の調整は電気式のため簡単に行なえるとも言えます。火気、石油燃料を使用する装置と比較しても非常に安全で衛生面で優れています。又、処理はバッチ式ではなく連続式ですので人を張り付ける必要がありません。