ガス化発電・発電機の比較 / ガス化, 炭化, 油化

熱分解装置 Biogreen は高温800~900℃で熱分解行なうと最もガスの分解産出量が多くなります。Biogreen は 主にガス、合成ガスを分解、製造する場合はガス化炉、ガス化装置と言えます。
Biogreenで産出した合成ガスで発電ができます。ガス発電機にはガスエンジン発電機とガスタービン発電機の2種類がありますが通常は発電効率が良いガスエンジン発電機を使用します。

■ ガスエンジン発電機とガスタービン発電機の違い
ガスエンジンとガスタービンは、と同じ内燃機関の一種で、その作動原理も、吸気・圧縮・燃焼(膨張)・排気という同じサイクルで作動してす。
ガスエンジンは、シリンダー内部で燃料の爆発(膨張)を発生させ、その圧力でピストンを往復動させ、その往復動を回転エネルギーに変えます。レシプロエンジンです。ガスタービンと比較すると、燃焼温度が高温のため効率が良いです。
一方、ガスタービンは風車状のローター(回転子)に燃焼ガスを吹き付けて回転させ、熱から直接回転エネルギーに変換する機構です。又、ガスタービンは熱回収効率が高いため、発電以外にも熱を利用できます。廃熱利用はガスエンジンでもできますがガスタービンのほうが熱量が大きいです。
それら回転エネルギーを磁界の中でコイルを回転させ、電磁誘導の法則を利用して電流を生じさせます。これが発電機です。ガスエンジン発電機とガスタービン発電機の発電機は同じですが回転エネルギーを得る方法が全く異なります。
交流発電機には同期発電機と誘導発電機がありますが、一般的には同期発電機が使用されます。一方、発電機とは逆に電流を流し磁界の影響で軸を回転させる電動機があります。電動機、モーターは回転子励磁の必要がなく構造がかんたんで壊れにくいかご型の誘導電動機が一般的に使用されています。

 


■ ガスエンジンの仕組み 

ガスエンジンの仕組み図 熱分解装置 ガス化 炭化 Biogreen 2017.2.17

 

出典:コージェネ財団 http://www.ace.or.jp/web/chp/chp_0025.html

 


■ガスタービン発電機の仕組み

ガスタービンの仕組み 熱分解装置 Biogreen ガス化発電 炭化 2017.2.17

出典:コージェネ財団 http://www.ace.or.jp/web/chp/chp_0022.html

 

ガスエンジン ガスタービン
発電効率300kW級で41.6%LHV、8MW級で49.5%LHV発電容量がMWクラス
DSS運転(日間起動停止運転)に適する発電効率は20~35%、廃熱回収効率は60~50%
廃熱は温水や蒸気・温水等として回収廃熱回収の例として廃熱蒸気ボイラー
小型50kW未満は廃熱を温水として回収液体燃料、気体燃料両方に対応、又切替も可能

 

出典:コージェネ財団 http://www.ace.or.jp/index.html

 


■ ガス化温度及びガス化発電
熱分解装置 Biogreen で熱分解で最もガスの産出量が多い温度は800~900℃です。
Biogreen での ガス化発電のフローは、熱分解をSpirajuoleで行い分解製造された合成ガスは、ガス内のタール分を粉砕し、高温対応の集塵装置でクリーニングされた後、コンデンサで冷却され、その後ガスエンジンで発電が行なわれます。発電時の廃熱は利活用ができ原料に乾燥が必要な場合はその熱源として利用します。発電された電力は熱分解装置システムへ利用しそれ以外は売電します。
ガス冷却時にオイルそして固形物として炭化物、炭を分解製造しますが、いずれも燃料等へ利活用できます。熱分解装置 Biogreen はガスを主に分解製造するのであればガス化炉、ガス化装置ですし、主に炭を分解製造するのであれば炭化炉、炭化装置と言えます。
Biogreen は、連続式電気での熱分解加熱ですので火気、燃焼はなく化石燃料は一切使用せず安全衛生面で優れており、加熱温度、滞留時間の調整がタッチパネルで簡単にできます。バッチ式ではないため人手を必要としません。

熱分解加熱温度 ガス化 炭化 熱分解装置 Biogreen 2018.2.18

 


熱分解装置 ガス化発電システム Biogreen 2018.2.18

 

ガス化

発電システム Pyropower

 

Biogreenは電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。
原料の利用用途に合わせた熱分解処理が、温度及び滞留時間調整で簡単に行えます
廃棄物、バイオマスのBiogreen熱分解処理でガス化炭化オイル製造ができます。
発電燃料、土壌改良剤、原料使用など様々な用途で利用できゼロエミッションが可能です。

 

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