Pyrosludge 熱分解燃料化システムについて
既に納入済みの熱分解システムに、Pyrosludge 燃料化システムがあります。
このPyrosludge システムは Biogreen での熱分解でガスを発生させそのガスをボイラー(蒸気発生装置)の燃料として使用します。ボイラーで発生させた蒸気は、投入物の乾燥機 KENKI DRYER の熱源として使用され、投入物は乾燥され Biogreen へ投入されます。Biogreen での熱分解ではガスと炭を発生させ、ガスは蒸気発生の燃料として、炭は土壌改良剤、燃料、肥料等に使用できます。投入物は産廃処理が困難な含水率が高い有機汚泥、家畜糞尿等で廃棄物をなくすゼロエミッションシステムと言えます。設備はコンパクトで、少ない投入量であればコンテナー内での設置ができます。
93%重量が減少し、100%エネルギー転換が可能です。
このPyrosludge 燃料化システムの特徴は下記です。
- 完全なターンキーシステムで投入処理量が2000 kg/hまで対応できます。 (含水率80% W.B.)
- 発生された合成ガス全て100%を乾燥に必要なエネルギーに供給できます。
- 低温乾燥でVOCの排出が全くありません。
- 熱分解により産出された固形物、炭は完全に殺菌されています。
- 固形物バイオチャー(炭)は無臭殺菌され燃料以外にも安全な肥料として利用できます。