下水汚泥 Biogreen 熱分解処理 / テスト事例

下水汚泥 Biogreen 熱分解処理でのテスト事例です。

供給原料:乾燥後の下水汚泥 含水率約15%W.B.

乾燥後 下水汚泥 2017.7.22

 

Biogreen 熱分解処理の結果

温度  ℃ 400 600 800
固形分量  % 49.8 34.0 30.9
オイル量 % 25.2 30.8 24.3
ガス量  % 25.0 35.2 44.8
ガス低位発熱量 MJ/M3 3.86 20.56 17.97
ガス成分 %  CO  6.25 16.29 17.34
 CO2  50.1 28.37 17.72
 CH4 2.79 32.29 31.22
 CnHn 2.58  9.08 3.93
 H2 3.93 10.02 19.0
 O2  1.15 0 0.4

Souce:Pyrochar-European FP7 Program

熱分解温度が上昇するに従ってガス量は増加し、固形分の量は減少しています。

固形分は炭です。ガスはボイラー及び発電用の燃料として使用できます。

システム構築例として
ボイラー燃料使用システム Pyrosludge はこちらをご覧下さい。
発電システム Pyropower はこちらをご覧下さい。