熱分解装置Biogreenはなぜ連続式で処理できるのですか?

熱分解装置Biogreenはなぜ連続式で処理できるのですか?
熱分解装置Biogreenはバッチ式ではなく連続式で熱分解処理を行います。貯めて処理するバッチ式ではありません。連続式ですので、人を配置する必要はありません。
熱分解処理とは無酸素状態で処理物を加熱する処理です。では連続式でどうやって無酸素状態を作り出しているのでしょうか。
それは下記機器構成により連続式での無酸素状態を作っています。
・投入口:ロータリーバルブが取り付けられたホッパ
・排出口:ロータリーバルブ
投入口ではホッパは必ずある程度貯められた状態を保つことにより空気が入リません。投入口のロータリーバルブのロータリーの回転速度を、ホッパ内の処理物に空気が入らない状態を保つよう調整されています。排出口も、ロータリーバルブ内に空気が入らない状態を保つような速度でロータリーバルブのロータリーが回転しています。
処理物、比重等に合わせたロータリーバルブの選定は必要です。特に比重が軽いもの、一つ一つが大きいものは空気が入りやすく無酸素状態が作りにくくなります。そのため下記対策を取る必要はあります。
・比重が軽いもの:処理物に合わせたロータリーバルブを選定
・処理物一つ一つが大きい:なるべく小さく粉砕する。あるいはペレット状にする。
固形物の処理については
一つ一つの物が小さければ小さいほど、空気が入りにくく、内部まで熱が伝わりやすいため、熱分解処理が効率よくでき、ランニングコストは下がります。

Biogreen 熱分解装置 システムについてはこちらをご覧下さい。