熱分解アプリケーション トップ20 -2 / 木質バイオマス-2
下記 EITA グループのサイトの記事より抜粋です。
The pyrolysis top 20 applications
産業界でのたくさんのご要望に対して、全てに対応するのは難しい事です。
現在、Biogreen® での熱分解処理で最も皆様にお役に立てる事ができるであろう20種類のアプリケーション、ビジネスモデルを紹介させて頂きます。
皆様のご興味がある内容があれば是非ご連絡をお願い致します。
■ 木質バイオマス 有効利用 |
世界規模での大量の未利用バイオマスは日夜生み出され、持続可能な更に進んだ処理が必要です。それらは比較的安価な燃料としても販売されています。
しかし、未利用バイオマスは熱分解装置 Biogreen® システムにとってはとても魅力的な資源です。より高い付加価値があり、大きな需要がある市場へ向けてのバイオ製品を生み出す多くの方法を提供致します。 Biogreen での処理はバイオマス再利用に必ずやお役に立てることでしょう。
3. スモーク用油
標準的な制御でBiogreen® での熱分解により木質バイオマスから高品質な油を抽出できます。熱分解で抽出された油は精製後、様々な種類の食物の味付け、香り付けとして利用できます。熱分解時に油と同時に生成製造される品質の良いバイオチャーと合成ガスも利用ができ、それらを利用することで追加の利益を得ることができます。
4. 木酢液生産
木酢液、木酢は、木質バイオマスの熱分解時に製造された蒸気を凝縮することにより作られる特色ある生成物です。それの主な成分は酢酸とメタノールです。木酢は、ペスト駆除剤、顕花植物、土壌改良剤等幅広い分野で使用されています。バイオ素材の原料として、世界中で急速に伸びている市場に供給ができます。熱分解時に同時に生成製造されるバイオチャーや熱は利用ができ追加利益を生みます。
5. 再生可能、合成ガス(H2、CH4)
木質バイオマスの熱分解で生成される合成ガスは興味深い分子の混合体です。それは、CO、CO2、N だけではなくH2、CH4、高質な炭化水素もかなりの量を含まれています。そして、合成ガスを後処理することでこれらの分子の量を増加させ、バイオ分子の有用な供給源となります。ETIAは、現在これらの専門の処理を開発しています。熱分解時に合成ガスと同時に生成製造されるバイオチャーと油の利用は、他に利益を生み出すビジネスモデルを構築できます。
3. LIQUID SMOKE APPLICATIONS
Standardised and controllable conditions of the pyrolysis in Biogreen® unit allow obtaining high-quality oil from wood biomass. After further refining, pyrolysis oil can be certified into many applications, among them, food flavors and food aromas markets. As an additional benefit, quality biochar and heat is obtained, which can be an added value to the project.
4. WOOD VINEGAR PRODUCTION
Pyroligneous acid, also called wood vinegar, is a unique product that can be obtained in the process of pyrolysis of biomass when recovering the condensate from produced vapours. Its main components are acetic acid and methanol. Wood vinegar is a product widely used for pest repellent, for flowering plants, and soil improvement. As a bio-sourced material, it meets a rapidly increasing demand in the market worldwide. Simultaneous production of biochar and heat can be an additional benefit (see point 1).
5. RENEWABLE, SYNTHETIC GASES(H2, CH4)
Syngas obtained in the processes of biomass pyrolysis is a mix of interesting molecules, containing not only CO, CO2, and nitrogen, but also significant quantities of H2, CH4, and higher hydrocarbons. Additionally, the quantity of this molecules can be boosted by syngas post-treatment, making the process a useful source of bio molecules. ETIA is currently developing dedicated processes for this objective. Simultaneous production of biochar and oil can be an additional benefit to the business model.
■ Biogreen 熱分解装置 システム
Biogreen は投入された原料を無酸素での加熱、熱分解を行ないます。熱分解により原料より炭素分のみを残し、原料に含まれる可燃性ガス等の合成ガスを発散させます。投入原料を選ばず、熱分解処理でガス、炭、オイルを製造発生させそれぞれが利活用ができ、その廃棄物が持つエネルギーは最大限利活用され廃棄物はなくなります。
Biogreen の熱分解処理は化石燃料、火気は一切使用しない低圧電流のジュール効果で行なう電気での加熱そして連続式での運転のため、24時間連続運転が可能で運転状況はモニターで監視し、運転管理操作はタッチパネルで楽にでき、人手を必要としません。Biogreen は国際特許技術で他にはない独自の熱分解装置ですが、構造は単純で部品点数は少なく壊れにくくメンテナンスは楽で長持ちし長時間使用ができます。熱分解処理にとり非常に重要な温度、機内滞留時間の管理調整はモニターで管理しタッチパネル操作で簡単にでき、安全衛生面でもとても優れています。装置の設置面積は小さくコンパクトでコンテナー内設置も可能で移動もでき、場所を選びません。
Biogreen は熱分解時の加熱温度によりガス、炭化物を作り出す産出の割合が異なります。そのため、熱分解装置 Biogreen は炭化装置、炭化炉あるいはガス化装置、ガス化炉とも言えます。熱分解後のその産出製造物の利用目的に合わせ加熱温度の調整を行ないますが、その温度調整、管理は、Biogreenであれば電気加熱式ですので簡単に確実に行なえます。又、その加熱は石油燃料を一切使用せず火気は未使用のため安全衛生面、運転操作面で火気使用熱分解装置、炭化炉、ガス化炉と比較すると非常に優れていると言えます。
Biogreenは火気を一切使用しない電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。 |
原料の利用用途に合わせた熱分解処理が、温度及び滞留時間調整で簡単に行えます。 |
廃棄物、バイオマスのBiogreen熱分解処理でガス化、炭化、オイル製造ができます。 |
発電、燃料化、土壌改良剤、原料使用など様々な用途で利用できゼロエミッションが可能です。 |
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