焙焼、半炭化 と バイオ炭製造-木質バイオマス向けアプリケーション -2 / ETIA プレゼン-6

■ 木質バイオマス 焙焼、半炭化 と バイオ炭製造

 

熱分解装置 Biogreen は、処理物や生成の目的に合わせ、熱分解加熱温度と滞留時間を調整しガス化、炭化、油化を行ないます。木質バイオマスも同様に生成の目的に合わせた処理を行ないます。
木質バイオマスの Bioggreen での熱分解処理では、炭化物の生成製造目的での多くの納入実績があります。その処理は大まかに炭化と呼ばれますが、その炭化は半炭化、トレファクション、焙焼の処理も含まれます。その炭化、焙焼、半炭化と呼ばれる処理で、生成製造したものをバイオ炭、バイオ石炭等と呼び、その生成製造された炭化物は熱分解時の加熱温度により発熱量、性状等が異なります
又、加熱温度が低いほど炭化物の生成割合、産出量は多くなり、加熱温度が高いほど生成割合、産出量は少なくなります。

下記は炭化物の使用目的の違いにより加熱温度、炭化物の名称の違いです。

加熱温度(℃)炭化物名称利用目的
250~300バイオ石炭化石燃料の代替燃料
400~600バイオ炭土壌改良剤等

 

熱分解装置Biogreen は容易にひとつの装置で生成物の利用目的に合わせた炭化物の製造ができます。ひとつの装置で加熱温度、滞留時間等を調整することにより利用目的合わせた生成物を容易に製造することができます。

熱分解装置 炭化 半炭化 トレファクション 焙焼 2018.6.27

 


処理する原料及び熱分解温度、滞留時間を調整することにより、利用目的に合わせた炭化物の生成製造を行ないます。製造後の炭化物は、化石燃料の代替燃料、土壌改良剤及び活性炭等で利用できます。

バイオ炭 炭化 半炭化 焙焼 ハイドロチャー 代替燃料 土壌改良 2018.6.27

 


土壌にバイオ炭に入れる場合は、保水性は非常に重要です。Biogreen で生成製造されたバイオ炭はEUで出荷、販売されています。
販売に必要な条件である、100%生物由来、フランス認可及びECOERTの認証を受けています。
Biogreen で製造されたバイオ炭を実際に使用した土壌での植物の生育は、投入される割合が多いほど良好です。
バイオ炭の研究開発はETIA グループの VT GREEN で行なっています。

バイオ炭 ECOERT認証 土壌改良剤 保水性 熱分解装置 炭化 2018.6.27

 

 


■ Biogreen 熱分解装置 システム
Biogreen は投入された原料を無酸素での加熱、熱分解を行ないます。熱分解により原料より炭素分のみを残し、原料に含まれる可燃性ガス等の合成ガスを発散させます。投入原料を選ばず、熱分解処理でガス、炭、オイルを製造発生させそれぞれが利活用ができ、その廃棄物が持つエネルギーは最大限利活用され廃棄物はなくなります。
Biogreen の熱分解処理は化石燃料、火気は一切使用しない低圧電流のジュール効果で行なう電気での加熱そして連続式での運転のため、24時間連続運転が可能で運転状況はモニターで監視し、運転管理操作はタッチパネルで楽にでき、人手を必要としません。Biogreen は国際特許技術で他にはない独自の熱分解装置ですが、構造は単純で部品点数は少なく壊れにくくメンテナンスは楽で長持ちし長時間使用ができます。熱分解処理にとり非常に重要な温度、機内滞留時間の管理調整はモニターで管理しタッチパネル操作で簡単にでき、安全衛生面でもとても優れています。装置の設置面積は小さくコンパクトでコンテナー内設置も可能で移動もでき、場所を選びません。
Biogreen は熱分解時の加熱温度によりガス、炭化物を作り出す産出の割合が異なります。そのため、熱分解装置 Biogreen は炭化装置、炭化炉あるいはガス化装置、ガス化炉とも言えます。熱分解後のその産出製造物の利用目的に合わせ加熱温度の調整を行ないますが、その温度調整、管理は、Biogreenであれば電気加熱式ですので簡単に確実に行なえます。又、その加熱は石油燃料を一切使用せず火気は未使用のため安全衛生面、運転操作面で火気使用熱分解装置、炭化炉、ガス化炉と比較すると非常に優れていると言えます。

 

半炭化、トレファクション、焙焼について / 熱分解, 炭化 ,ガス化

 

炭化、半炭化

 

Biogreenは火気を一切使用しない電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。
原料の利用用途に合わせた熱分解処理が、温度及び滞留時間調整で簡単に行えます
廃棄物、バイオマスのBiogreen熱分解処理でガス化炭化オイル製造ができます。
発電燃料化、土壌改良剤、原料使用など様々な用途で利用できゼロエミッションが可能です。

 

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