木質バイオマスガス化発電システム COGEGRID ® について / 熱分解, ガス化

EITA グループ COGEBIO社  の木質バイオマスのガス化発電コージェネシステム COGEGRID ® の紹介です。
今システムは木材チップ等の木質バイオマスの熱分解を行いガスを生成製造し、そのガスを利用し発電するシステムです。発電時に同時に発生する熱も利用できる Combined Heat and Power (CHP)「熱源供給システム、コージェネレーションシステム」です。

■ COGEGRID システム
この COGEGRIDは、本サイトで先に紹介した  木質ガス化炉 Gasifire で木質バイオマスの熱分解しガスを生成します。そのガスをガスクリーナーで浄化し、ガスエンジンで発電を行なうシステムです。
発電量は、木質原料500kg/時間投入で約440~530kwhで小規模な発電に最適です。(原料含水率:20%W.B.以下)

 

COGERID 木質熱分解発電コージェネ 2018.4.26

 

 

COGEGRID ® 仕様
最大 全体最大 電気
発電量 グロス500 kWe600 kWe
発電量 ネット441 kWe529 kWe
発熱量1191 kW
原料木質バイオマス、廃棄物
含水率20% W.B. 以下
木材処理量500kg/時間
発電効率 グロス24%28%
発電効率 ネット21%25%
全体効率80%

 

日本国内での木質バイオマスの発電は、殆どが直接燃焼方式です。この方式は、木材チップを燃焼し加熱蒸気を発生させ蒸気タービンを回し発電します。
一方、本 COGEGRID システムは、ガス化発電は Combined Heat and Power (CHP) 「熱源供給システム」であり、発電と同時に、ガス化装置及びガスエンジンから発生する熱の利用ができます。又、ガス化発電は本来発電効率が良く小規模発電としての位置づけができます。一方、直接燃焼の蒸気タービン発電は大型でないと設備が成り立ちません。
日本国内での電力買取制度(FIT)は発電重視のためEUとは異なり熱利用、CHPシステムが普及していません。EU内では、発電と一緒にCHPが義務付けされている国があります。
国内の木質バイオマス発電の原料である木材チップは、FITの影響もあり原料供給が足りず海外から輸入に頼らざるを得ないのが現状です。
大規模な蒸気タービン発電が主流の日本国内で、小規模なガス化発電、ORC発電が普及するには、効率の良い経済性があるシステムの構築が必要です。
 COGEGRID システムを是非ご検討下さい。

 


木質バイオマス ガス化発電コージェネ cogegrid no.1 2018.4.26

 

木質バイオマス ガス化発電コージェネ cogegrid no.2 2018.4.26

 


 

木質バイオマス ガス化炉 Gasifire について / 熱分解, ガス化, 炭化, 半炭化

 

木質バイオマスガス化発電について / 熱分解, ガス化, 炭化, 半炭化

 

Biogreenは火気を一切使用しない電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。
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