設備の概要 熱分解装置 Biogreen – 動作内容 / テクニカルプレゼン -7

3. GENERAL DESCRIPTION OF THE INSTALLATION / Overview
設備の概説

How Biogreen works
Biogreen 動作内容

1. 熱分解処理される原料は処理前に含水率、大きさ、密度について適格な処理が必要です。ETIAではBiogreenでの熱分解処理以前に乾燥工程が必要であれば、連続式乾燥装置も提供することができます。

2. 原料の Biogreen のホッパーへ供給は定量性が求められ、原料の粒の大きさ、含水率は熱処理後の 固形物、オイル、ガスの製造発生量に影響します。

3. 原料は高温対応のロータリーバルブあるいはスクリューフィーダーで熱分解装置内へ投入されます。この熱分解装置 Spirajoule® はETIA独自の特許技術で設計、製作された電気式加熱スクリューコンベヤです。熱分解処理での温度と滞留時間の調整はモニターでのタッチパネル操作で全てできます。必要とされる条件、仕様に合わせ熱分解処理の温度は800℃まで正確に調整ができ、原料の熱分解処理の滞留時間についても5~30分範囲で正確に調整ができます。熱分解処理の動作条件は、熱分解後製造発生させる合成ガス、オイル及び固形物の割合で決定します。

4. 熱分解装置 Spirajoule® での熱分解処理で製造発生された合成ガスは、粒子状物質除去装置(サイクロンあるいはセラミックフィルタ)で処理されます。粒子状物質が除去された合成ガスは、不活性ガスと活性ガスを分離する燃焼室あるいは冷却システムへ運ばれます。1段階あるいは2段階での冷却システム(オプション)では、合成ガスの温度を下げ凝縮、抽出します。タール、オイルそして水は合成ガスの冷却工程で凝縮された液体です。液体の製造発生量は原料の成分や Biogreen の処理条件により異なります。又、冷却システムで処理された不活性ガスの特徴は高いエネルギーを持っていることです。そのガスは様々な用途で利用ができます。

5. 熱分解装置 Spirajoule® で製造排出された固形物バイオ炭はダブルジャケット、水噴霧式の冷却装置 UPZ® で即座に60℃以下まで冷却されます。固形物のバイオマスへの変換量は供給原料の成分と熱分解処理条件によって異なります。

 

Biogreen 熱分解処理概要 2018.1.20

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熱分解処理装置 Biogreen 設備概説概要 2018.1.20

 

Biogreenは電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。
原料の利用用途に合わせた熱分解処理が、温度及び滞留時間調整で簡単に行えます。
廃棄物、バイオマスのBiogreen熱分解処理でガス化、炭化、オイル製造ができます。
発電、燃料、土壌改良剤、原料使用など様々な用途で利用できゼロエミッションが可能です。

 

乾燥機 KENKI DRYERhttps://kenkidryer.jp
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