固形物製造 熱分解装置 Biogreen ー バイオ炭 / テクニカルプレゼン -5
2.6. Solid products 固形物製造
熱分解処理で製造される固形物の状態は熱分解の処理内容及び投入原料の品質に影響されます。熱分解処理で製造される固形物は、内容にはよりますが、市場での価値が高い固形物製造は重要な熱分解処理の1つです。実際に熱分解処理で製造された固形物は下記の通りです。
バイオ炭 おかくず 熱分解温度:550℃ 発熱量:28MJ/kg | 炭 RDF、SRFペレット 熱分解温度:800℃ 発熱量:10MJ/kg | 木炭ペレット 発熱量:26MJ/kg | バイオ炭 木質ペレット 発熱量:28MJ/kg |
Biochar バイオ炭
原料 : 非汚染バイオマス
処理 : 熱分解 450~600℃
バイオ炭はバイオマスの熱分解処理で製造されます。
バイオ炭は土壌改良、汚染された土壌の改良として、様々な種類の土壌で使用が可能です。
製品としてはバイオ炭と木炭は異なります。バイオ炭は揮発性の物質を多く含んだ固形燃料です。バイオ炭は木炭と異なり植物には害はなく、燃焼効率が良い価値ある固形燃料です。
バイオ炭は主に農業で使用されます。土壌肥沃度の強化、植物成長の改善、作物栄養分供給のためです。その結果として植物全体の生産性が上がります。
バイオ炭は動物のえさ(添加剤)として家畜業者にはたいへん人気があります。肉を良く食べる北米、ヨーロッパ地域での家畜業者にとりバイオ炭はたいへん価値があります。
Selected directions of biochar utilisation: バイオ炭利用用途
・土壌添加剤:保水剤
・土壌改良剤:栄養分供給
・土壌改良補助剤
・活性炭原料
・ろ過 / 汚染物質除去剤
・動物用飼料添加剤
EMERGING MARKET
バイオ炭成長市場
バイオ炭の世界市場は2015年で280,000トンを超え、2016年から2025年までの年間成長率は12.15%の予想を立てています。Grand View Research, Inc.
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Biogreenは電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。 |
原料の利用用途に合わせた熱分解処理が、温度及び滞留時間調整で簡単に行えます。 |
廃棄物、バイオマスのBiogreen熱分解処理でガス化、炭化、オイル製造ができます。 |
発電、燃料、土壌改良剤、原料使用など様々な用途で利用できゼロエミッションが可能です。 |
乾燥機 KENKI DRYER | https://kenkidryer.jp |
会社サイト | https://kenki-corporation.jp |