合成ガス製造 熱分解装置 Biogreen / テクニカルプレゼン -3
2.3. Synthesis gas (syngas) 合成ガス
プラスチックの熱分解処理で最高36MJ/Nm3の発熱量の合成ガスを製造できます。Biogreenで製造された合成ガスは高温の凝縮性と不凝縮性の混合ガスです。このガスは粒子状物質の除去、汚染物質の吸着と言った最終的な処理を行うことができ、ETIA提供のデュアル高温ガスバーナー「Gasflex」の燃料使用としての検討もできます。
Directions of hot syngas utilisation:高温合成ガスのガス利用用途
・乾燥用あるいは工業用の熱源
・工業用蒸気あるいは熱源用オイルの製造
・既存ボイラーの燃料の置き換え
・エンジン発電
・ORC発電
・蒸気タービン発電
・ガスタービン発電
・一般ガス供給網へのメタンの製造
・水素製造
・燃料電池
・その他特殊なアプリケーション
合成ガスの熱利用のアプリケーションでは、ガスを冷却し液相(熱分解オイル)を製造する際のエネルギー消費は注意が必要です。合成ガスの熱は、移動そして広範囲への供給は容易です。
Example syngas composition 例)合成ガス成分
% 体積 | H2 | CH4 | C2 – C4 | CO | CO2 | N2 | density 比重 (kg//Nm3) | LHV 低位発熱量(MJ/Nm3) | kWth / 投入量ton |
RDF | 16% | 25% | 24% | 18% | 15% | 2% | 1.05 | 27.30 | 4,694 |
biomass バイオマス | 15% | 26% | 3% | 35% | 17% | 4% | 1.10 | 17.10 | 2,591 |
plastics 廃プラ | 25% | 38% | 18% | 9% | 5% | 5% | 0.80 | 28.00 | 7,778 |
tires 廃タイヤ | 19% | 40% | 28% | 3.5% | 6.5% | 3% | 0.90 | 36.00 | 3,333 |
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