運転データ / 熱分解装置 Biogreen テクニカルプレゼン -2
2. OPERATING DATA 運転データ
2.1 Feed stock specification 原料仕様
下記がBiogreen©で処理できる原料の標準仕様です。
平均粒径 | max. 30 mm |
相対含水率 | max. 10%W.B. |
かさ密度 | 150 – 700 kg/m3 min. 300 kg/m3 高分子系廃棄物の推奨値(1) |
投入できない物 | 金属、ガラス、砂、不活性物質 |
(1)高分子系廃棄物:プラスチック、RDF/SRF 一般及び産業廃棄物
低密度の場合は効率の良い熱分解処理のため造粒することをお勧めします。
2.2. Process information 処理内容
原料 | バイオマス バイオソリッド(1) | 高分子系廃棄物(2) | ゴム(3) |
処理温度 | 250 – 700 ℃ | 650 – 800 ℃ | 650 – 800 ℃ |
滞留時間 | 5 – 15 分 | 15 – 25 分 | 15 – 25 分 |
合成ガス (% 質量) | 15 – 80% | 60 – 95% | 30 – 60% |
冷却後のオイル(% 質量) | 5 – 40 % | 5 – 30% | 20 – 40% |
チャー(炭)(% 質量) | 15 – 90% (4) | 2 – 30% | 35 – 45% |
(1)木材チップ、おがくず、植物かす、乾燥汚泥等
(2)プラスチック、、RDF/SRF 一般及び産業廃棄物
(3)廃タイヤのゴム部分
(4)運転条件による(焙焼、炭化、熱分解、高温熱分解)
2.3 Fuel and energy consumption 消費電力
Biogreen®の消費電力(所内動力)は供給原料トン当たり60~450KWです。
但し、原料の種類、運転動作条件(焙焼、中温熱分解、高温熱分解)あるいは熱分解の目的(ガス化、炭化)によります。
装置システムの所内動力は下記へ供給されます。
(A) 熱分解工程の加熱
(B) 固形物の冷却
(C) 合成ガスの最終工程 冷却、クリーニング (オプション)
他、必要な内容 | 使用状況 | |
工業用水 | 0.1 – 0.15 L / 原料1kg当たり | 連続使用、バイオ炭製造のため |
窒素 | 2 – 10 Nm3 | 連続使用ではない 転開始時、 運転停止時、安全運転確保時 |
他排水 | 原料、運転等の状況による | オプション 連続使用 ガスクリーニングシステム |
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会社サイト | https://kenki-corporation.jp |