バイオ炭(バイオチャー)土壌改良剤利用について / 熱分解, 炭化, ガス化, 油化

熱分解装置 Biogreen で有機廃棄物、木質バイオマス、等を熱分解行いガスと炭化物を産出、製造します。そのガスは発電あるいは燃料として使用でき、その炭化物はバイオ炭バイオチャーと呼ばれ様々な用途に利活用ができます。

■ 炭の孔
バイオ炭は燃料としての利用から脱臭、調湿、水質改善など、様々な用途に利用されます。炭には極めて小さな孔がたくさん空いており、この無数の孔が悪臭を捕獲し脱臭を行なったり、土の中に入れると通気性、透水性が良くなり植物の生育が良くなります。

■ 土壌改良剤
バイオ炭はミネラルの補充ができ、又様々な微細孔に微小動物や微生物が共生し、土と根に養分・水分・酸素等をバランスよく供給し続けることができるようになります。あるいは肥料を吸わせて土の中へ入れれば肥料を少しずつ染み出し植物の生育に良い影響を与えることができます。又、バイオ炭の種類によっては重金属を吸着することができ、最適な土壌改良剤と言えます。
バイオ炭は土壌改良剤として下記効果があると言われています。( 出展:公益財団法人 中部圏社会経済研究所

・土壌の透水性
・保肥力の向上
・ミネラルの補充
・土の保湿効果
・水質浄化
・土の団結構造促進
・土壌中の有用微生物の繁殖

■ その他の利用
・消臭剤 / 悪臭成分の吸着
・水質浄化
・化学物質吸着  / 大気中、ガス内の有害化学物質の無害化
・調質剤 / 湿度が高いと湿気を吸収。湿度が低いと湿気を放出。
・燃料 / 固形燃料

熱分解装置 Biogreen の製造会社 EITA グループには 下記バイオ炭、バイオチャーの研究会社があります。お気軽にご相談下さい。
VT GREEN / http://www.vtgreen.fr/

 


Biogreen バイオ炭、バイオチャー 製造 

  • 原料:木くず、おがくず(樫、ポプラ、ブナ等)
  • 熱分解の目的:バイオ炭の製造
  • 投入量:500~600kg/時間
  • 比重:0.2
  • 投入時含水率:20%W.B.
  • 熱分解温度:500~600℃
  • 滞留時間:15分
  • 産出物割合:バイオ炭 45%、バイオガス20%、バイオオイル35%
  • バイオ炭利用:土壌改良材として利用。良質で高価で販売。1,000ユーロ/ton
    窒素、リン酸、カリを含み、重金属を吸収する特性がある。

 

 

木くず 熱分解 バイオ炭製造 2018.1.5

 

 


Biogreen では原料を熱分解し原料より炭素分のみを残し、原料に含まれる可燃性ガス等の合成ガスを発散させるので炭化装置、炭化炉あるいはガス化装置、ガス化炉とも言えます。熱分解時の加熱温度によりガス、炭化物を作り出す産出の割合が異なります。熱分解後のその産出製造物の利用目的に合わせ加熱温度の調整を行ないますが、その温度調整、管理は、Biogreenであれば電気加熱式ですので簡単に確実に行なえます。又その加熱は石油燃料を一切使用せず火気は未使用のため安全衛生面で火気使用熱分解装置、炭化炉、ガス化炉と比較すると非常に優れています。

 

炭化物の燃焼について / 炭化, ガス化, オイル化

 

炭化、半炭化

 

ガス化

 

化石燃料式との比較

 

Biogreenは電気加熱での連続式熱分解装置ですので、運転は簡単で安全衛生面に優れています。
原料の利用用途に合わせた熱分解処理が、温度及び滞留時間調整で簡単に行えます
廃棄物、バイオマスのBiogreen熱分解処理でガス化炭化オイル製造ができます。
発電、燃料、土壌改良剤、原料使用など様々な用途で利用できゼロエミッションが可能です。

 

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